第36回イングランド啓蒙研究会(Chuo Workshop on English Enlightenment 2024)
2024/06/01,02 中央大学フォレストゲートウェイ F507教室
科研費基盤B「イングランド啓蒙の思想史的意義 ―拡散性とその受容の学際的研究」https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-23K25273/ により、ピーター・アンスティ教授(シドニー大学)を招いた国際ワークショップを2日間行った。ワークショップはすべて英語で行われた。
1日目は、Peter R. Anstey & Alberto Vanzo, Experimental Philosophy and the Origins of Empiricism (Cambridge UP, 2023) をめぐって、アンスティ教授から本書の要約を話して頂いたのち、日本人研究者2名が英語でコメントや質問を行った。
2日目は、2名の日本人研究者が英語プレゼンテーションを行った後、アンスティ教授から "New Discoveries Pertaining to Locke on Natural Philosophy and Medicine" というタイトルで、クラレンドン版ロック全集の一巻(自然哲学関係の著作)について、新資料の紹介も含めて現在の編集作業について講演頂いた。
両日の発表タイトルについては、下のポスターを参照されたい。
本研究会で、初めて海外研究者を招いた研究会であったが、盛況のまま終了し、今後の展開も含めて大きな収穫と手ごたえを感じた国際ワークショップであった。
【会場での英語ポスター】
【アンスティ教授によるX(Twitter)へのポスト】
https://x.com/peterranstey/status/1797617614388334666